ヘアケア

知っておきたいヘアケアの基本

「なんとなくでシャンプーを選んでいる」
「シャンプーしか使用していない」

そんな男性の方も多いと思います。

結論からお伝えすると…

・シャンプーの種類によってメリット・デメリットがある。

・リンス・トリートメント・コンディショナーで髪質を向上できる成分がある

ヘアケアを知ることでいつまでもツヤのある美しい髪を保てます。

手軽に誰でもヘアケアを実践できるので今日から始めてみましょう。

ヘアケアの基本手順

ブラッシングで髪の絡みや汚れを落とす

事前にブラッシングを行うことで、髪を洗うときの抜け毛や切れ毛が防げます。

泡立ちもスムーズになり、血行も良くなるので汚れを浮かしやすく、落としやすくします。

予洗いで髪と地肌を十分に濡らす

シャンプーの泡立ち・髪の痛みの防止・地肌を満遍なく洗うために予洗いを行います。

シャンプーは泡立ててからつける

容器からシャンプーを取り出し、そのままつけると頭皮に刺激が強すぎます。

また、ムラづき、すすぎ残りの原因にも繋がるため、しっかり泡立ててからつけましょう。

シャンプーの泡は汚れを落とすだけでなく、髪同士の摩擦防止の役割も果たします。

頭頂部の地肌は紫外線などの影響によりダメージが受けやすい部分です。

そのため、シャンプーは後頭部や側頭部につけてから全体に馴染ませましょう。

洗う時は、頭皮をもみほぐすように洗う

地肌を指の腹でマッサージするように洗う。

マッサージは地肌全体に行き渡るように、特に耳の後ろ〜襟足、

耳の上あたりの頭まわりの地肌は洗いにくく、洗い残しが多いため気をつける。

すすぎは十分に行う

シャンプーの洗残しがないようにすすぐ。

耳の後ろ〜襟足、耳の上あたりはシャンプーが残りやすいため、しっかりすすぐ。

トリートメントは髪につける

適量を手に取り、地肌を避けて毛先から髪全体に馴染ませる。

そのあと十分にすすぎましょう。

よくあるヘアケアの間違い

寝癖のところだけ軽く水で濡らす

髪の根本をしっかり濡らして髪型を自由に変えられる状態にしましょう。

水分を毛髪内部まで十分に浸透させるために、濡らしてから5分〜10分程度放置します。

ただし、髪が乾く間際に髪型を決めるようにしてしっかり乾かしましょう。

タオルドライは強く擦って水気を拭き取る

タオルドライは強く擦らず優しく押さえて水気を拭き取りましょう。

髪同士を強く擦るとキューティクルが傷みやすい。

髪を優しく押さえるように水気を拭き取る。地肌を中心にタオルドライすると効率的です。

ドライヤーは距離感を考えずに使用する

ドライヤーは10cm以上離して使用しましょう。

ドライヤーの噴き出し口から10cm以上の距離を保つと、髪の表面温度が100°に

なりにくいため、髪を痛める心配がありません。

風量の多いドライヤーを使い、温風で水分を飛ばすように蒸発させます。

髪の根本に指を入れ、小刻みに動かしながら温風を送りましょう。

熱風だけだと髪のキューティクルが開きっぱなしですので、必ず冷風で閉じましょう。

キューティクルが閉じると、つやのある滑らかな状態に仕上げることができます。

知っておきたいシャンプーの種類

石鹸系

メリット:アルカリ性で洗浄力が高く、自然に分解されやすく環境に優しい

デメリット:ゴワつき、きしみを感じやすい。パーマやヘアカラーが取れやすい

成分に以下の文字が入っています。

石けん用素地、石けん素地、純石けん、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムなどの界面活性剤。ステアリン酸Na、パルミシン酸Kなど。

高級アルコール系

メリット:泡立ちがよく、洗浄力が高い。

デメリット:脱脂力が強いため、刺激に感じる場合もある。

成分に以下の文字が入っています。

「〜硫酸」などがつく界面活性剤。ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸TEAなど。

アミノ酸系

メリット:弱酸性で低刺激。髪のタンパク質を守りながら洗浄することができる

デメリット:泡立ち・洗浄力が弱く、頑固な汚れが落としづらい。

成分には以下の文字が入っています。

「〜グルタミン酸、アラニン、グリシン」などがつく界面活性剤。ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルグリシンK、ラウロイルグルタミン酸K、N-アシルグルタミン酸塩など。

タンパク質系

メリット:弱酸性で低刺激。タンパク質を補いヘアカラーの退色を抑制する

デメリット:泡立ち・洗浄力が弱い。しっとり感が強く出る場合がある

成分には以下の文字が入っています。

「〜加水分解ケラチン、加水分解コラーゲン、加水分解シルク」などがつく界面活性剤。ココイル加水分解ケラチンK、ココイル加水分解コラーゲンK、ラウロイル加水分解シルクNaなど。

ベタイン系

メリット:安全性が高く、低刺激。

デメリット:泡立ち・洗浄力がやや弱い。

成分には以下の文字が入っています。

名前の最後に「〜ベタイン』とつく界面活性剤。コカミドプロピルベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ココアンホ酢酸Naなど

リンス・コンディショナー・トリートメントの髪質向上成分

指通りを良くする

ジメチコン

髪のキューティクルを整え滑りを良くする。

ポリクオタニウム-10

静電気防止効果・うるおいの皮膜を作る

セテアラミドエチルジエトニウムサクシノイル加水分解エンドウタンパク質

キューティクルの最表面に油膜を形成

うるおいをキープする

コレステロール

髪のうるおいをキープし、弾力を与える

セラミド3

髪のうるおいをキープする

ジヒドロキシプロピルアルギニンHCL

髪にうるおいを与え、まとまりを向上させる

まとめ

・ヘアケアの基本手順などを行うことで髪の健康につながる
・シャンプーに配合されている成分によって長所・短所がある
・トリートメントなどは自分が必要とする効果から選ぶと◎

今回は「知っておきたいヘアケアの基本」のテーマでお話ししました。

髪のツヤ・ボリューム・弾力など気にするだけで見た目が若々しく、

清潔感や自信を高めることができます。

今からでも始めやすいヘアケアが多いので取り入れていきましょう。

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