「汚れが落ちそうな洗顔料をなんとなくで選んではいませんか?」
「朝は時間がないから水洗いのみ」
「汚れを落とそうと手でゴシゴシ擦っていませんか?」
僕も昔は朝の時間に余裕がなくて、洗顔は水洗いのため肌荒れがひどかったです。
ですが、洗顔料を正しい方法で使用すると肌が改善されました。
洗顔を正しく行うだけで、肌荒れや肌老化の防止にも繋がります。
洗顔料の役割
水洗顔やぬるま湯だけでも汗や埃は取れますが、皮脂汚れが残りやすくなります。
皮脂が残っていると、ニキビや肌老化の原因になり、洗顔後につけるスキンケアの浸透が悪くなってしまいます。
せっかくスキンケアまでやっているのにもったいないですよね。
洗顔はいつしたらいいの?
結論、朝も夜も洗顔はしたほうがいいです。
朝と夜では洗顔の目的も違います。
朝の洗顔
水洗いでは落ちない汚れを落とします。
寝ているうちに分泌された汗や皮脂、埃などの汚れを洗い流すことが目的です。
夜の洗顔
肌に残ったクレンジング料、埃などの汚れ、メイク、肌のアカである古い角層などを洗い流すことが目的です。
洗顔料の選び方
自分の肌の状態や洗い上がりの好みに合ったものを選びましょう。
乾燥肌の方
・洗い上がりがしっとり
・油分が多い
・保湿剤が多い
脂性肌の方
・洗い上がりがさっぱり
・泡立ちが良い
・洗浄力
洗顔料の種類
クリーム・ペースト状
洗浄力:弱〜強
特徴:泡立ちに優れ、手軽に泡立てることが可能
泡(エアゾール・ポンプフォーマー)
洗浄力:弱〜中
特徴:内容物は液体。容器から出てくる時に気体と混ざり、泡となる
泡立てる手間がないため、便利
固形(石鹸)
洗浄力:中〜強
特徴:使用後の肌はつっぱり感が出やすい
透明色の石鹸はしっとり感が出やすい
液状または粘性液状(クレンジングジェル)
洗浄力:弱〜強
特徴:アルカリ性の場合、洗浄力が強い
弱酸性の場合、洗浄力が弱い
粒状または粉末(洗顔パウダー)
洗浄力:中〜強
特徴:水に溶かすと徐々に活性(タンパク質や皮脂を分解する能力)が下がる
パパインなど酵素の配合が可能
洗顔の仕方
STEP1 手を洗う
手には油分や汚れが付着している可能性があります。
また洗顔後、すぐに化粧水をつけるので清潔な手で行えるようにしましょう。
STEP2 顔や手を濡らす
泡を顔に乗せる前に顔や手を濡らします。
ぬるま湯で顔を濡らすことで毛穴が開き、汚れや皮脂を洗い流しやすくなります。
また、洗顔料の泡立ちも行いやすくなります。
STEP3 洗顔料を泡立てる
もこもこになるまで泡立てましょう。
泡立ちが少ないと肌の摩擦につながり、肌にダメージを与えてしまいます。
泡立ちが悪くても泡立てネットを活用すれば泡立てることができます。
STEP4 洗顔していく
洗顔のポイントは……
洗顔はくるくると泡を転がすイメージで行いましょう。
手で擦ってしまうと肌へのダメージに繋がってしまいます。
それでは泡を顔に乗せていきましょう。
まずは、Tゾーン(おでこ・鼻・あご)から洗っていきましょう。
Tゾーンは顔の中で皮脂分泌が特に多いため、先に洗うことでしっかりと汚れや皮脂を洗い流すことができます。
そのあとは、頬→目元の順番に洗っていきます。
STEP5 すすぐ
顔に乗っている泡をぬるま湯で丁寧に洗い流していきます。
洗顔料のすすぎ残しがあると肌への刺激となり、赤みやかゆみ、炎症を引き起こす可能性があるのでしっかり洗い流しましょう。
ここでの注意点は……
入浴の際、暑いお湯やシャワーで洗い流さないようにしましょう。
入浴時に使うお湯(40度前後)のお湯だと肌に必要なうるおい成分まで洗い流してしまいます。
少し冷たいぐらいのぬるま湯(32度〜34度)がベスト。
STEP6 タオルで拭く
タオルで顔を優しく押さえるようにして水分を拭き取ります。
タオルで強く擦って水分を拭き取らないでください。
摩擦により肌表面を傷つける可能性があります。
まとめ
・洗顔は朝も夜もしたほうがいい
・自分の肌の状態に合った洗顔料を選ぶ
・洗顔は泡を転がすように行い、洗い流し、タオルで優しく押さえながら拭き取る
今回は「洗顔の役割と仕方」をテーマでお話ししてきました。
自分の肌の状態に合った洗顔で肌の健康を保ち、肌のトラブルを未然に防ぎましょう!
今日から美容を楽しく始めていつまでも清潔感のあるかっこいい男性を目指していきましょう。